【買取までの流れ】

前オーナー様のＡ様は末期ガンで余命宣告を受けていました。既にご両親も他界し、家族は遠方に住む甥と実妹です。Ａ様は自分の看護や亡き後の手続きを妹に託したいと思っていました。そこで将来使う予定のないご自宅を動けるうちに売却、現金化して医療費や葬儀費用を準備しかつ、相続が発生した時の手続きも妹の負担にならないようにしたいと考えていました。ご自宅の売却は、場合によっては時間がかかる事もあり、Ａ様の想いに沿えない可能性があります。そこで、弊社がＡ様のご自宅を買い取らせて頂き、新たに賃貸という形でＡ様にお貸しする事にしました。そうすればご自宅で最期まで生活したいというＡ様想いを叶えることができます。

【ポイント】

築24年の家のためまだまだ生活可能な状態でありましたが、経年変化による劣化や、今の生活スタイルにマッチしないレイアウトなど問題がありました。当初は中規模リノベーションによる補修（レイアウト変更、内外装の一部補修など）を予定していましたが、建物の解体を始めると、断熱材、構造等に問題が発覚しました。

そこで、フルリノベーションとする事にし、屋根部分を除く大改装を実施しました。耐震補強、断熱工事、デザインされたレイアウト、そして住宅設備の更新、さた細部にわたる改修、補修を施し、新築同様の家を造りました。

また、購入後の税制控除に対応できるよう、瑕疵保険にも加入しました。「住まい給付金対象」のあいすむのリノベーションは「安心」もプラスします。

【ひとこと】

ご契約頂いた新オーナー様をはじめ、ご両親・ご兄弟様にも大変気に入っていただき、とても喜んでくださいました。ご家族皆様で新生活を楽しみにされている姿に、見ている私たちも幸せな気持ちになりました。不動産業者として冥利に尽きます。今後も皆様に喜んでいただける仕事をしてまいります！！